原始河川・石狩川の治水には、まず石狩川流域に人が安心して住み、農業ができる生産性の高い土地にすることが強く求められました。このため川の水位を下げ、泥炭湿地帯の地下水を下げる捷水路工事などの治水事業や農地開発等により、今のような土地利用ができるようになりました。
◆治水事業の実施と合わせ、農地開発、市街地の拡大が進み、流域が大きく変化
◆明治30年頃と比較すると人口および耕地面積は約7倍、市街地面積は約43倍に