寒地土木研究所 寒地水圏研究グループ 水環墁EEチEム 矢釁E雁E |
少し前E冁Eとなり恐縮ですが、E009年3朁E4、E7日にマレーシアに訪れた際Eことを紹介します、Ebr> マレーシアは東南アジアに位置し、Eレー半島と褁Eの島、Eらなる国で、国土面積E日本の0.9倍E紁E3丁Eimg src="Unit_ing/km2.jpg" width="22" height="11">E外務省HP 2014E、人口は2,995丁EEEレーシア統計局HP2014Eであり、Eレー系E紁E7%E、中国系EE5%E、インド系E紁E%E(外務省HP 2014EE人たちで構Eされる多民族国家です。まぁE004、E013年の年平坁E済E長玁EE紁E%E外務省HP 2014Eで、経済発展が頁Eに進んでぁEす、E/h1> |
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マレーシア灌漑排水局でのセミナーの様孁E/span> |
マレーシアを訪問した目皁EE、氾濫原管琁E関わる研究連携の模索のためであり、当時、寒地土木研究所寒地水圏研究グループ長であった吉井厚志氏、土木研究所水災害研究グループ防災チEムの主任研究員であったOsti Rabindra氏、北見工業大学社会環墁E学科教授E渡邊康玁Eと、寒地土木研究所道東支所に勤務してぁE私がマレーシアを訪問しました。そして、Eレーシア政府E灌漑排水局めE学関係老Eセミナーを開催し、日本とマレーシアの双方の河川改修・研究の取り絁EにつぁE意見交換しました。また、実際にマレーシアの河川や流域を見学させて戴きました、E/h1> |
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クアラルンプEル市衁E/span> | クアラルンプEル市街 クラン巁E/span> |
マレーシアで最初に訪れたのは、人口紁E70丁EEE014マレーシア統計局Eを要する首EのクアラルンプEルです。当時のクアラルンプEルの印象としては、近代皁E高層ビルが立ち並ぶ一方、少し離れると古ぁE家が立ち並び、まさに現在、発展E渦中であることを思わせるもEでした、Ebr> また、E動車E保有老E増加しており、E、E市街地では交通渋滞にしEしE見Eわれました。クアラルンプEルでは、近年、洪水の頻度が増加してぁEすが、河川が掘り込み式E河道であり、EE市化により河道を拡幁Eることが困難な状況でした、Ebr> そEため治水対策として、SMARTEEtormwater Management And Road TunnelEEロジェクトとぁE、洪水調節と交通渋滞E緩和Eための道路をEねた地下トンネル施設を設置・運用する珍しぁEり絁Eが行われてぁEした。このSMARTプロジェクトにつぁE、より詳細に述べるため、SMARTプロジェクトEホEムペEジEEttp://smarttunnel.com.my/Eを参Eします。SMARTトンネルは上流Eの滞水池と下流E減勢池を結E延長9.7km、外形13.2mのトンネルで、その中にさらにゲートによって隔離された延長3kmの車両通行部があります。貯留量は上流滞水池で600,000、下流減勢池で1,400,000、トンネル冁E1,000,000Eその冁E車両通行部ぁE50,000E、合計貯留量は3,000,000です。SMARTトンネルの運用は洪水の段階によりMODE1、Eがあり(下E図参EE、MODE1は、平常時で、洪水の貯留E忁Eがなく、車両通行が認められる状態です、EODE2は、そこそこE降雨で、E0、E50の流E量があり、下流に50のみ流下させ、残りを車両通行部以外に貯留し、車両通行が認められる状態、EODE3は、大雨により150以上E流E量が予測され、下流に10のみ流下させ、残りを車両通行部以外に貯留する。また、車両はトンネルから撤退させられるが、豪雨が早く収まれE、車両通行部は冠水しなぁE態。なお、車両通行E再開まで2、E時間掛かります、EODE4は豪雨が続き、車両通行部にも貯留し、下流に10のみ流下させる状態。車両通行E再開は4日以冁E行います。E、E現地で受けた説明では、E007年7月、E009年3月までにMODE2、EがそれぞめE3EE5EE回E合訁E9回稼働したとのことでした、E/h1> |
クアラルンプEル市街 SMART入口
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SMARTの平面概略図E現地での説明受講時のスライド拡大に加筁EE/span> | ||||
SMARTのMODE状態E概略図E現地での説明受講時のスライド拡大に加筁EE/span> |
こEような開発が進んだ都市E河川を見学した後、Eレー半島南部のジョホEル州に位置し、E然蛁Eや自然林がまだ残されてぁEムアル川とバトゥパハチE川を訪れました。これらの河川E下流Eでは河床勾配が緩く、ムアル川では感潮域が河口から100km程度上流まで及Eとのことでした。E、EE、実際にこE川をボEトで遡上し、河川E状況を確認しましたが、やはり流EE非常に遁Eことが見て取れました。また、日本の河川と違い、ムアル川沿ぁEは堤防が設置されてぁE区間がほとんどみられず、住宁E市街地が河川に近いことが印象皁Eした、Ebr> バトゥパハチE川E河口から8kmにある2つの大きな支川E合流点では、まさに潮位E影響で河川が送EしてぁE状況を現地で確認しました。これらの川があるジョホEル州では、E006年12月、E007年1月E豪雨による洪水で100,000人が避難を要し、バトゥパハチE地方では1ヶ月近く家に帰れなぁEもいたそぁEす。このように浸水が庁EEに及E、E期化する原因として、堤防がほとんど見られなぁEとめE潮位E影響を大きく受ける河川E特徴が影響してぁEのかも知れません。また、流域冁EはパEムヤシのプランチEEション開発に伴ぁE地が拡大しており、これらの場所からの細粒土砂が河川へ流E・堁EしてぁEことの影響も老Eられます、E/h1> |
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ムアル川での船による遡上時の河川E様孁E/span> | ムアル川沿ぁEE市街地 | 流域冁EEパEムヤシのプランチEEション |
マレーシアを訪れ、現地の状況を見聞きする中で、EE市化めE域開発により、河川に影響が及んでぁEことがEかりました。このような変化は日本などの先進国でも経験されてきたもEであり、ある程度推測可能なもEと老Eられます。そのため、予めこうした負の影響への対策を講ずることができれば、現在の先進国よりも治水・環墁Eでより良ぁE川となる可能性があるEかも知れません、E/h1> |
ところで、私Eマレーシアの人の印象として、主に接した人が政府関係老Eあったからかもしれませんが、とても親刁E方、EあるとぁEことでした。また、当時マレーシアの灌漑排水局を訪れた際に印象皁Eったことは、日本に比べると、政府E要Eに女性が多いと感じたことでした。現地での我、EE案Eも、灌漑排水局の女性職員であるParidah氏が行ってくれました。Eレーシアの雰囲気が、何となく穏やかに感じたEは、このように社会E要Eで活躍する女性が多いことが影響してぁEのかもしれません、E/h1> |
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