「子どもの水辺再発見プロジェクト」は、子ども達の体験活動の場を広げ、「川に学ぶ」体験を推奨するため、文部科学省、国土交通省、環境省が連携して進めている。 7月に親子自然探検隊結成式が行われ、川遊びや生き物調査等とともに、当財団が流域市町村等と連携して行っている「石狩川クリーンアップ作戦」で水辺のゴミ拾いをした。 |
森は二酸化炭素の吸収や水源涵養に水質浄化など、環境にとって重要な機能を持っている。この森の機能を高め、広く住民に知ってもらう活動を展開しているのが「緑とエコ」サポーターネットだ。 石狩川の水源のひとつ、滝川市の熊穴川源流につくられた「石狩川ルネサンスの森」(丸加高原)を守り育てるため、平成14年に設立された。 約120名の住民が参加した「石狩川ルネサンスの森 市民植樹祭」は、6月12日(日)に行われた。今年は国連が定めた国際森林年にあたることから、国学院大学北海道短期大学 秋元信英教授の「日本の思想と森林」と題した記念講演も行われ、環境への意識が高まる機会になった。さらに今年は創立10周年にあたり、滝川市平和公園で記念植樹が10月上旬に予定されている。 |
南空知に位置する長沼町は、千歳川と夕張川、中央に馬追運河が流れる豊かな地だ。この自然環境や河川文化と歴史を、次代の子ども達等に残していくことを目的に、平成14年リバーネット21ながぬまは設立された。過去に幾多の水害に見舞われてきた経験から、河川愛護とともに水害を教訓にした活動を行っているのも特徴。とくに水害時の行動を身につける「子ども水防団」の訓練は、第11回日本水大賞国土交通大臣賞を受賞した。 河畔林づくりのための植樹は、生態学的混播・混植法により行っている。 10月4日(日)、植樹会と種取りが子どもを含めた約50名で行われた。9月にみんなでつくったポット苗を、千歳川沿いの南6号排水機場前や、長沼温泉裏庭などに植樹した。生態学的混播・混植法とは、地域の自然に近い樹林の再生法で、みんなで地域の数種類の木から種を取った。これが来年の植樹用ポット苗になる。この一連の植樹活動が、地域の自然を学ぶ機会になっている。 |
石狩川下覧櫂というと、各市町から参加者が思い思いの船で集結する、15年の歴史を誇る川下りだ。第16回目となる本年、より多くの人達と川遊びの楽しさを共有しようと、砂川遊水地を使った内容に一新した。
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