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北海幹線用水路を擁する空知の農業は、食料自給率173%(2010年度カロリーベース)で全国1位を誇る北海道農業の中で大きな役割を担っている。それは生産額のみでなく、大規模経営など日本の農業が進むべき姿をも担っていると言える。 |
経営耕地面積規模別農家数は「10~20ha」の階層が32.1%と最も多い |
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北海道の米は、土壌の改良、品種改良と栽培技術の工夫等により、今や質・量ともに府県産米に勝るとも劣らないブランド米へと成長した。水田も時代の変化とともに変わっていった。大型機械の登場で水田一区画の規模は大きくなり、水はけを良くするほ場整備事業も行われている。この事業は効率の良い農作業を可能にし、生産コストも低減されるため、後継者不足に悩む農家の担い手対策として大いに期待されている。 |
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