|
市長:空知管内を訪れる外国人観光客のうち、9割以上が夕張市に宿泊します。ほかの市町に宿泊施設が少ないことなどがありますが、この圧倒的なシェアを活かし、宿泊する外国人に夕張シューパロダムをPRすれば、空知を訪れる外国人の9割以上に知ってもらえることになります。国の大型事業であるため、メイド・イン・ジャパンの技術力を世界に知っていただく機会にもなります。
理事長:ダム管理棟でも、ダム技術を含め、夕張市の広報ができれば良いですね。
市長:3月20日に、北海道企業局によるシューパロ発電所の発電式が行われました。26,000世帯の電力をまかなうこともあって、子どもたちへの電気の学習がはじまります。スイッチを押せば電気は点き、蛇口をひねれば水が出ると思っている子どもたちに、電気と水はどこからくるのかを知ってもらうことは意義深いことです。ダム管理棟は、ダム建設中から、札幌圏の子どもたちを含め多くの方々の視察を受け入れていますが、それが発電所でもできれば、さらに交流人口につながります。ダム完成後も情報発信をすることが大事です。
理事長:夕張シューパロダムで洪水をカットすることで、札幌圏も守られていることを子どもたちに知ってもらうのは、当財団の仕事の一つだと思います。今後は、夕張シューパロダムを使って、治水事業や農業事業、夕張市の情報を発信したいと思います。 |
|