|
平成21年9月降雨で工事中の長沼町の遊水地掘削箇所に洪水を緊急通水 *資料−札幌開発建設部の公式ホームページに公開された資料より
|
遊水地はその広さや自然環境を活かし、平常時は多目的に活用できるのが大きな特徴だ。 道内では周辺が公園で、水上スポーツエリア、水鳥の飛来地になっている砂川遊水地「砂川オアシスパーク」が有名だ。 道外ではまず、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県にまたがる渡良瀬遊水地が、自然にふれあう場として親しまれている。わが国最大規模のヨシ原が、絶滅危惧種を含むたくさんの生物を育んでいる事から、栃木県の「すぐれた自然」の一つにもなっている。 また河川で初のPFI手法を取り入れたのは、佐原広域交流拠点PFI事業「水の郷さわら」。スーパー堤防の上に、国と千葉県香取市が協働で水辺交流センターや道の駅、川の駅等の施設を整備し、維持管理や運営は民間事業者が行う。こうする事で民間の資金や経営手法等が活用でき、効率的かつ効果的な公共サービスが提供できる。 |
レジャーやイベントにも活用される砂川遊水地 |
さらに、水辺空間を民間が利用できる法体制も整った。 |
広島市京橋川のオープンカフェ(広島市提供) |
サケの遡上を見守る人々(千歳市を流れる千歳川。千歳川河川事務所蔵) |
|
|
千歳川流域の治水対策 |